葬儀屋の志望動機の書き方とは?パターン別の例文や面接の注意点を解説

葬儀屋を目指して就職活動をする際、志望動機をどのように書くべきか悩んでいる方も多いでしょう。葬儀屋は人の死に身近に触れる特殊な仕事です。一般的な企業の志望動機では通用しないこともあるため、書き方のポイントを知っておくのが大事です。

この記事では、葬儀屋の志望動機を書く際のポイントや志望動機例文をご紹介します。

葬儀屋の主な仕事内容とは?
葬儀屋はご遺族から葬儀の依頼を受け、葬儀や告別式、お通夜の手配をして亡くなった方の最後を見送る仕事です。葬儀の内容や費用についてご遺族と相談したり、ご遺体を搬送・安置をしたりといった業務も行います。

多くの場合、24時間365日営業しています。ご遺体の搬送は亡くなった際に連絡を受けてから行うため、休みを設けるわけにはいかないのです。たとえば、上場している葬儀社はほとんどが24時間365日営業です。

●公益社:24時間365日
●ティア:24時間365日
●家族葬のファミーユ:24時間365日

したがって、葬儀社はシフト制であることが多く、勤務時間が不規則になる可能性もあります。

業務内容は葬儀屋の規模や宗派、地域によって異なります。事前に応募先の業務内容を確認しましょう。

デリケートな仕事だからこそ志望動機が大事!
葬儀屋はご遺体を搬送・安置する、ご遺族の思いに寄り添うなど、大きな責任感がともなうデリケートな仕事です。デリケートな仕事であるからこそ、一般的な事務職や営業職などとは異なり、経験やスキルだけを連ねた志望動機では採用につながりません。

また、遺族への挨拶状や礼状など文章作成の業務も多数あるため、ビジネス文書や言葉遣いは大変重要です。仕事内容の理解を深め、適切な言葉選びを心がけて志望動機を書きましょう。

葬儀屋の志望動機を書く際のポイント
葬儀屋を目指す場合、説得力がある志望動機を準備しましょう。「なぜ葬儀屋になりたいのか」という志望動機はほぼかならずチェックされます。

葬儀屋の人事に納得してもらえる志望動機は、以下の5つを踏まえて書くのがおすすめです。

・興味を持ったきっかけを提示する
・葬儀屋の仕事に対する理解を深める
・その企業に志望した理由を明確にする
・思いやりの気持ちを前提にする
・具体的な将来像をアピールする

興味を持ったきっかけを提示する
なぜ葬儀屋の仕事に興味を持ったのか、きっかけを詳しく書くことが大事です。葬儀屋は人の死に触れる特殊な職種のため、単に「人の役に立ちたい」だけでは説得力がないからです。

実体験を交えることで、志望動機の説得力が増します。

・家族や友人を亡くした経験がある
・葬儀を題材にした映像作品から葬儀屋の職に感銘を受けた、など

ただし、嘘をつくのはおすすめできません。志望動機に嘘をついてしまうと面接時の発言に矛盾が生まれたり、ばれたときに内定が取り消されたりする恐れがあります。


葬儀屋の仕事に対する理解を深める
葬儀屋の仕事内容を深く理解したうえで志望動機を書くことが大事です。「仕事内容を理解していないかもしれない」と思われてしまうと「すぐに辞めてしまうのでは」という印象を抱かれてしまいます。

葬儀屋の人事担当は、採用者の早期離職を懸念する傾向にあります。葬儀屋はほかの産業に比べて退職率が高い傾向にあるからです。

厚生労働省の『令和2年雇用動向調査結果の概況』によると、葬儀屋が該当する「生活関連サービス・娯楽業」は離職率と入職率の差が「もっとも大きい※」とわかっています。

・離職率:18.4%
・入職率:15.8%

うわべの情報だけじゃなく、葬儀屋の仕事内容をしっかり理解したうえで志望動機に反映させましょう。

※厚生労働省『令和2年雇用動向調査結果の概況』による「産業別入職率・離職率(令和2年(2020))」


その企業に志望した理由を明確にする
「なぜ御社でなければならないか?」を明確にしましょう。葬儀屋とひと口にいっても、提供しているサービスや業態などは企業によってさまざまです。

「その企業の何に魅力を感じたのか」
「他の企業を選ばなかった理由はなにか」

上記を志望動機に書くことで説得力が増します。企業によって規模や宗派、サービスの範囲等も異なるため、特徴をしっかりリサーチすることが大事です。


思いやりの気持ちを前提にする
文章からも思いやりがにじみ出るような書き方を目指しましょう。葬儀屋でもっとも重要視されるのは、人の気持ちによりそう「思いやりの心」です。思いやりの心がなければ、ご家族やご友人を亡くされて悲しんでいるご遺族の方たちに寄り添うことはできません。

読んでいる人が人物像をイメージできるよう、内容だけじゃなく言葉遣いや文章のリズム、読みやすさなどを意識して志望動機を書いてください。


具体的な将来像をアピールする
葬儀屋は人の死に身近に触れる特殊な仕事です。憧れや理想だけでは務まらない仕事のため、明確な将来像や目標がないと「早く辞めてしまうのでは」と思われてしまいかねません。

葬儀屋の職に就いたあと「どのようなスタッフになりたいか」など、将来像を具体的に記載することが大事です。明確な将来像を志望動機に盛り込むことで、熱意や将来性を伝えられます。

葬儀屋の志望動機の例文3つ
上記のポイントを踏まえたうえで、志望動機を作成しましょう。続いて、志望動機の例文を3つのパターンにわけて紹介します。

・実体験を盛り込んだ例文
・未経験から葬儀屋の仕事へ就職する場合の例文
・葬儀屋の仕事を経験したことがある場合の例文

下記の例文を参考に、自分なりの想いが伝わる志望動機を考えてみてください。


実体験を盛り込んだ例文
家族や友人を亡くしたなど、実体験をきっかけに書き出す例文を紹介します。

「私は数年前に祖父を亡くしました。その際葬儀屋の方にとても親身に対応をしていただいたことが、印象に残っています。突然のことで混乱する私たちに、丁寧にわかりやすく説明し、心温まる言葉をかけてくださいました。祖父との最後のお別れをしっかり行うことができ、大変感謝しています。私も最後のお別れの時間を、ご遺族がしっかりと悔いなく迎えられるように、丁寧で誠実な仕事を行いたいと考えています。」


未経験から葬儀屋の仕事へ就職する場合の例文
未経験から葬儀屋への就職を希望する例文を紹介します。

「家族や友人を亡くした経験はありませんが、葬儀屋を題材にした映画をみたことがきっかけで、葬儀屋の仕事に興味を持ちました。映画を見たり本を読んだりするうちに、故人と最後に向き合い、お別れをする場を作る葬儀屋の仕事は、とても大切な仕事だと感じました。私はよく聞き上手だと周りから言われます。私の強みである傾聴力を活かして、ご遺族に寄り添い心のこもった仕事を心がけたいと考えています。」


葬儀屋の仕事を経験したことがある場合の例文
以前葬儀屋の仕事を経験したことがあり、別の会社へ転職する場合の例文を紹介します。

「故人と最後に向き合い、お別れの場を作る葬儀の仕事は、とても有意義な仕事だと思っております。今まで、葬儀屋の仕事に誇りを持ち業務に取り組んでまいりました。故人やご遺族の想いを尊重したサービスを提供するという御社の理念に大変感銘を受け、この度応募させていただきました。ご遺族に寄り添った仕事を心がけ、未熟者ではありますが御社で即戦力として活躍できるように、真摯に努力します。」

葬儀屋の仕事の面接で注意すべきポイント
志望動機とあわせて、以下の質問に対する答えを用意しておきましょう。

・ご遺体に触れることに対してどう考えているか?
・ご家族の反対はないか?
・葬儀業界に対してどのように思っているか?

上記3つは面接で尋ねられることが多い質問です。

上述したとおり、葬儀屋は離職率が高いと傾向にあります。人材のミスマッチを防ぐために、質問を通して「どのような心構えなのか」をチェックするのです。上記の質問をされた場合にどう答えるか、自分の意見を整理して伝えられるようにしておきましょう。

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葬儀屋の仕事を深く理解し、説得力のある志望動機を完成させましょう
葬儀屋は人の死に身近に触れる特殊な仕事です。大切な人を亡くし、悲しみのなかにいるご遺族を相手にする仕事であるため、相手に寄り添い思いやる気持ちが大事です。また、臨機応変な対応やビジネス文書、マナーも求められます。

事前に葬儀屋の仕事を深く理解したうえで、説得力のある志望動機を作成し、面接に挑みましょう。


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