今回は、急成長を続ける株式会社金宝堂の人事総務部に所属する2名にお話を伺いました。
家族葬ホール「小さな森の家」を中心に事業拡大を進める同社では、IPO準備やM&Aなどを背景に、人事の役割も大きく変化しています。
採用の最前線で何を見ているのか?どのような人材を求めているのか?新卒・中途採用のリアルから、組織づくりの考え方まで詳しく伺いました。
まずは西村様の現在の業務について教えてください。
西村:現在は大きく3つあります。
まずIPOに向けた労務整備です。グループ会社の36協定に関するデータ回収や周知など、違反が出ないように体制を整えています。
次に新卒採用ですね。これはほぼ一人で一連の流れを担当しています。
もう一つが勤怠管理で、給与計算の内製化に向けてシステム導入の初期構築にも携わっています。
かなり幅広いですね。金宝堂に入社された背景にはどんな想いがあったのでしょうか。
西村:私はこれまで10年以上、人材業界で採用に携わってきました。中途・新卒どちらも経験してきたのですが、30代半ばになって、今後のキャリアを考えたときに「採用以外の人事業務にも関わりたい」と思うようになりました。
採用を軸にしながらも、労務など別の領域にも挑戦できる環境を探していた中で、金宝堂にそのチャンスがあると感じて入社しました。
現在の業務の中でやりがいを感じるのはどんな点ですか。
西村:採用はこれから入社される方に関わる仕事ですが、労務や勤怠、IPO準備に関する業務は、すでに在籍している社員に関わるものです。
人事として“これから入る方”と“今いる社員”の両方に関われることで、会社に貢献できている実感があり、やりがいを感じています。
葬祭業界は今回が初めてとのことですが、これまでとの違いは感じますか。
西村:そうですね、前職まで身を置いていた人材業界と比べると、やはり職種自体が独特ですよね。
一般的な業界と比べて職種数も限られていますし、採用の難しさは感じます。
また労務面でも、働き方が多様です。社員だけでなく、パートの方や業務委託の方など、さまざまな雇用形態の方がいらっしゃるので、それらを統一的に管理していくのは難しい部分ですね。
たしかに夜間対応や宿直などもありますよね。
西村:そうですね。宿直手当なども含めて、これまで経験してきた業界とは全く異なる部分が多いと感じています。
西村:媒体からの応募者対応、説明会、面接のアテンド、内定後の面談まで、一連の流れをすべて担当しています。
それに加えて、今力を入れているのが学校訪問ですね。媒体だけでなく、専門学校や大学との関係性を作って、そこから学生を紹介いただけるような採用ルートを構築しています。
一般学生へのアプローチで苦労している点はありますか。
西村:やはり業界のイメージですね。「暗い」とか「怖い」といった印象を持たれることが多いです。
実際に葬儀に参列したことがない学生も多いですし、「ご遺体を扱う仕事」という部分に抵抗感を持たれるケースもあります。
そうしたネガティブなイメージを、限られた説明会の時間の中で払拭していく必要があるので、そこは難しいところです。1時間の中で、会社の魅力や働きやすさ、仕事のやりがいをどれだけ伝えられるかが勝負ですね。
手応えはいかがですか。
西村:正直まだまだですね。10人中5〜6人に共感してもらえればと思っているのですが、そこには届いていないと感じています。今後さらにブラッシュアップしていく必要があります。
内定承諾に向けて意識していることはありますか。
西村:学生さんが何を求めているのかをしっかりヒアリングすることですね。
条件面で難しい部分もありますが、会社の成長性や安定性といった強みはありますので、そこに魅力を感じていただける方にしっかり伝えていくことを意識しています。
貴社が全国展開していることも、学生にとって魅力の一つになりそうですね。
西村:そうですね。当社は各エリアに拠点がありますので、例えば関東でスタートして、将来的に地元に戻るといったキャリアも可能です。
ご本人の希望やご家庭の状況に合わせて柔軟に対応していきたいと考えています。
新卒入社後のフォローについても教えてください。
西村:基本的な教育は現場が担当しますが、今後は人事としても定期的に面談を行う予定です。
入社直後から半年程度は、1on1で定期的にコミュニケーションを取りながら、現場では言いづらいことも相談できるような場をつくっていきたいと考えています。
採用の段階から長く関わっている分、安心して相談できる存在でありたいですね。
ありがとうございます。
家族葬ホール「小さな森の家」を中心に事業拡大を進める同社では、IPO準備やM&Aなどを背景に、人事の役割も大きく変化しています。
採用の最前線で何を見ているのか?どのような人材を求めているのか?新卒・中途採用のリアルから、組織づくりの考え方まで詳しく伺いました。

株式会社金宝堂ホールディングス
人事総務部 西村 泉(にしむら いずみ)さん
人材業界で10年以上、採用に携わり中途・新卒双方を経験。
人事としての領域を広げたいという想いから金宝堂へ入社。現在は新卒採用を中心に、労務や勤怠管理、IPO準備など幅広い業務に取り組んでいる。
人事総務部 西村 泉(にしむら いずみ)さん
人材業界で10年以上、採用に携わり中途・新卒双方を経験。
人事としての領域を広げたいという想いから金宝堂へ入社。現在は新卒採用を中心に、労務や勤怠管理、IPO準備など幅広い業務に取り組んでいる。

株式会社金宝堂ホールディングス
人事総務部 山崎 誠(やまざき まこと)さん
出版業界にて編集職を経験後、金宝堂のWeb制作部門へ入社。
複数の事業に携わった後、人事部門へ異動し、現在は中途採用を中心とした採用戦略の推進を担っている。
人事総務部 山崎 誠(やまざき まこと)さん
出版業界にて編集職を経験後、金宝堂のWeb制作部門へ入社。
複数の事業に携わった後、人事部門へ異動し、現在は中途採用を中心とした採用戦略の推進を担っている。
採用と労務の両軸で支える人事の仕事
本日はよろしくお願いします。まずは西村様の現在の業務について教えてください。
西村:現在は大きく3つあります。
まずIPOに向けた労務整備です。グループ会社の36協定に関するデータ回収や周知など、違反が出ないように体制を整えています。
次に新卒採用ですね。これはほぼ一人で一連の流れを担当しています。
もう一つが勤怠管理で、給与計算の内製化に向けてシステム導入の初期構築にも携わっています。
かなり幅広いですね。金宝堂に入社された背景にはどんな想いがあったのでしょうか。
西村:私はこれまで10年以上、人材業界で採用に携わってきました。中途・新卒どちらも経験してきたのですが、30代半ばになって、今後のキャリアを考えたときに「採用以外の人事業務にも関わりたい」と思うようになりました。
採用を軸にしながらも、労務など別の領域にも挑戦できる環境を探していた中で、金宝堂にそのチャンスがあると感じて入社しました。
西村:採用はこれから入社される方に関わる仕事ですが、労務や勤怠、IPO準備に関する業務は、すでに在籍している社員に関わるものです。
人事として“これから入る方”と“今いる社員”の両方に関われることで、会社に貢献できている実感があり、やりがいを感じています。
葬祭業界は今回が初めてとのことですが、これまでとの違いは感じますか。
西村:そうですね、前職まで身を置いていた人材業界と比べると、やはり職種自体が独特ですよね。
一般的な業界と比べて職種数も限られていますし、採用の難しさは感じます。
また労務面でも、働き方が多様です。社員だけでなく、パートの方や業務委託の方など、さまざまな雇用形態の方がいらっしゃるので、それらを統一的に管理していくのは難しい部分ですね。
たしかに夜間対応や宿直などもありますよね。
西村:そうですね。宿直手当なども含めて、これまで経験してきた業界とは全く異なる部分が多いと感じています。
学生に選ばれるための新卒採用の工夫
次に、新卒採用についても詳しく教えてください。西村:媒体からの応募者対応、説明会、面接のアテンド、内定後の面談まで、一連の流れをすべて担当しています。
それに加えて、今力を入れているのが学校訪問ですね。媒体だけでなく、専門学校や大学との関係性を作って、そこから学生を紹介いただけるような採用ルートを構築しています。
人数としては40〜50名の採用を目指していますが、それ以上に大事にしているのが「採用=広報」という考え方です。
学校との関係性をしっかり築いて、金宝堂の名前や「小さな森の家」というブランドを認知していただくことが重要だと考えています。「OBがいるから安心だよ」と学校側から紹介していただけるような状態をつくることで、安定した採用につなげていきたいですね。
学校訪問はどのように進めているんですか。
西村:専門学校の場合は、授業を担当する先生が就職も担当されていることが多いので、その先生にご挨拶するケースが多いです。
あとはキャリアセンターに求人を掲載していただいたり、相談に来た学生さんに紹介していただいたりですね。
専門学校と一般大学、両方から採用されているんですね。
西村:そうですね。特に生花は専門性が高い職種なので、理解のある学生さんの方が現場としても受け入れやすいんです。制作だけでなく配送などの業務もあるので、そのあたりを事前に理解している方はやはり飲み込みが早いですね。
一方で、葬祭プランナー職は一般大学からの採用も進めています。
西村:やはり業界のイメージですね。「暗い」とか「怖い」といった印象を持たれることが多いです。
実際に葬儀に参列したことがない学生も多いですし、「ご遺体を扱う仕事」という部分に抵抗感を持たれるケースもあります。
そうしたネガティブなイメージを、限られた説明会の時間の中で払拭していく必要があるので、そこは難しいところです。1時間の中で、会社の魅力や働きやすさ、仕事のやりがいをどれだけ伝えられるかが勝負ですね。
手応えはいかがですか。
西村:正直まだまだですね。10人中5〜6人に共感してもらえればと思っているのですが、そこには届いていないと感じています。今後さらにブラッシュアップしていく必要があります。
内定承諾に向けて意識していることはありますか。
西村:学生さんが何を求めているのかをしっかりヒアリングすることですね。
条件面で難しい部分もありますが、会社の成長性や安定性といった強みはありますので、そこに魅力を感じていただける方にしっかり伝えていくことを意識しています。
貴社が全国展開していることも、学生にとって魅力の一つになりそうですね。
西村:そうですね。当社は各エリアに拠点がありますので、例えば関東でスタートして、将来的に地元に戻るといったキャリアも可能です。
ご本人の希望やご家庭の状況に合わせて柔軟に対応していきたいと考えています。
新卒入社後のフォローについても教えてください。
西村:基本的な教育は現場が担当しますが、今後は人事としても定期的に面談を行う予定です。
入社直後から半年程度は、1on1で定期的にコミュニケーションを取りながら、現場では言いづらいことも相談できるような場をつくっていきたいと考えています。
採用の段階から長く関わっている分、安心して相談できる存在でありたいですね。
ありがとうございます。













