セレモニースタッフとは?仕事内容を解説|葬祭ジョブ
セレモニースタッフの仕事
ご葬儀の全体を取り仕切る葬祭ディレクターをご葬儀当日支える大切なお仕事がセレモニースタッフです。企業によってはセレモニーアシスタントと呼ばれる場合もあります。 お通夜・お葬式が滞りなく進行するよう、遺族と葬儀担当者をサポートするため想定外のトラブルやスケジュールの遅れなどにも臨機応変に対応する必要があります。ですが専門的な資格が必要なく、研修と実務を通して適切なマナーを習得することもできるため、経験を問わず挑戦できるお仕事です。
具体的な業務内容
・ご遺族や参列者の案内
・返礼品のお渡し
・控室・中陰室の準備
・不足品のチェック
・式場の設営
・施設内外の清掃
・事務所内業務
など、勤務先による違いはありますが、その仕事内容は多岐にわたっています。 お通夜、そしてお葬式と、2日間に渡って行う儀式の知識、さらには式中の振る舞いや言動などを学ぶことで、ご遺族の信頼を得ることができるスペシャリストを目指せます。お葬式のしきたりはもちろん、各宗教・宗派のしきたりや地域社会の特色、ご遺族の気持ちを汲み取った臨機応変な行動が求められます。
仕事のやりがい
葬祭業界・葬儀サービスでは葬儀のご依頼後、短い期間に様々な対応や葬儀までの準備を行う必要があります。その際、滞りなく葬儀を進めるために、当日非常に重要な役割を果たすのがセレモニースタッフです。一方では、常にご遺族の悲しみに寄り添い、大切なご遺体を扱う責任は重く、精神的な強さも求められますが、ご遺族が安心して葬儀を行うことを献身的に支えるなかで、遺族から感謝の言葉をいただき、仕事を通じて大変感謝されることも多いです。 またセレモニースタッフの仕事は、スタッフが手分けして行う「チームプレー」です。葬儀の全般を取り仕切る葬祭ディレクターを中心に、丁寧に業務を進めていく必要があります。